“世界の遺跡探検術: 古代文明の歩き方”の感想

世界の遺跡探検術: 古代文明の歩き方

王家の谷、ポンペイ、トロイア、インカへ…地球探検塾塾長・インディ・吉村が世界25大遺跡を徹底みてある記。

項目内容
発売日1994年07月25日頃
著者/編集吉村作治
出版社集英社
発行形態単行本
ページ数271p

Impressions and evaluation

古代文明の神秘とその探検術についての深い洞察を提供してくれます。エジプト考古学における実証研究とシミュレーションや文献的な考証を通じて、歴史学の醍醐味を伝えるこの本は、読者を古代エジプトの世界へと引き込みます。

本書はエジプト,1966-1994年におけるその周辺の国や遺跡が中心に紹介されています.,特にエジプトに焦点を当て、上エジプトと下エジプトの分裂と統一の歴史、ナイル川の恵みによる文明の繁栄、そしてピラミッド建設の壮大なプロジェクトについて詳述しています。“ナイル川の水を飲んだ者は再びナイルに帰る”という言葉は、エジプト人のナイル川に対する深い信仰を示しています。ピラミッド建設においては、動員数1億人、25年をかけて花崗岩をアスワンから川で運び、王の死後に冥界の神として第二の生を得るための永遠のモニュメントを築きました。

また、吉村氏は宗教的な視点からエジプト文明を探り、現世と来世の二元論を紹介しています。これは、現代の私たちが古代エジプト人の死生観を理解するための重要な鍵となります。王墓や神殿などの巨大な遺跡は、永遠を生きる神のために建てられたものであり、その壮大さには驚かされます。

さらに、世界の七不思議として知られるギザの大ピラミッドやアレクサンドリアの大灯台についても言及されており、古代文明の技術と芸術の粋を感じることができます。アレキサンドリアでの発掘調査やクレオパトラの墓に関する最新の発見についても触れられており、エジプト考古学の未解明の部分に対する興味をかき立てられます。

著者は,『クレイジージャーニーSP』でも登場している通り,助教授でありながら現場で採掘の指示を送る現役の監督官です.内容も衝撃的で,ピラミッドが墓じゃない可能性が指摘されていて,さらには採掘した場所で糸口になりそうな遺跡を見つけていました。これが進めば歴史が変わります。現在御年81歳,これからもわたしたちが想像もできない発見をし続けてほしいです

知識が多く,功績が多いにも関わらず,それを感じさせないとてもわかりやすい文章です.自身の行った場所であれば,なお興味の引く文章となっていることでしょう.わたし自身,一番好きなペルセポリスは読んでて記憶が蘇りました.

Impressive reviews from other watchers

Positive

 テレビ等でもお馴染みの早稲田大・吉村作治先生の著書である。吉村先生は古代エジプト研究のイメージが強いため、失礼ながら「ポンペイ」、「トロイヤ」、「インカ」等の世界中の遺跡を訪問されていることに新鮮な驚きを感じた。 テレビの吉村先生と同様に、世界の遺跡についても分かりやすく解説されてあり、さらに貧乏旅行を行うための貴重なアドバイスもあり、僕にとっては貴重な一冊になっています。
 しかし、エジプト・ルクソールを訪問した時に、バスの中で現地ガイドさんから、「右手に見えるのが、あの有名なニシムラ先生(ママ)のお家です。」と紹介された時は、驚いたなあ。 

https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R2FV2LAICH2M0F

Negative

なし

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