最近は各種SNSで、いろいろな人がVLOGを上げていてそれをよく見ますが、本当に色々な生き方があるのだなと感心することが多いです。中には、自分でもやってみよう、という気持ちにさせる人もいて羨ましい限りです。
ただ、いざなにかやりたいと思い立っても、年齢制限によりできないことが増えていきます。
20代には気が付かなかったことですが、30代より、いろいろなやりたいことに年齢制限が付きまとわってきます。やりたいと思いついたことが、調べてみたら年齢制限によりできなかった、となったら落胆もひと塩です。
30代になって、わたしが実際に抵触した・抵触している事例をご紹介します。年齢で挫折する前に、すぐ挑戦することが大事とも言えるでしょう。
まず、大きな点としては、ワーキングホリデーは31歳でいけなくなります(国や条件により多少前後します)。おとなになると、特に最近では海外との接点が多い案件が多くなりました。そうなると、おとなになって英語を学び直したくなります。その最上級の挑戦として、ワーキングホリデー・語学留学が挙がると思います。ただ、これには30代になってすぐに年齢制限の壁が訪れます。ワーキングホリデーが年齢制限で行けなくなれば、語学留学しか選択肢がなくなってしまいます。もしくは、修士の編入が選択肢に上がります。いずれも、今の仕事を辞めるなど大きな決断と退路を断つということをする必要があるため、大きな人生の決断を必要とします。今のプロジェクトは、リーダーを任されていて、これからも期待されている環境であれば、その退路を断ってまで行くかは将来を考えると不安になるものです。
次に大きな点として、賃貸の年齢制限、特にはシェアハウスの入居条件に抵触する可能性があります。シェアハウスはあまり聞き馴染みのない賃貸形態かもしれませんが、都内など物価の高いところで賃料を安く済ませたい、もしくは人との接点を持ちたい、などの要望を満たせる住み方と言えます。シェアハウスの入居条件は、35歳・39歳までというものが多いです。多くの経験をしたいからこそ、多くの物件から選びたいものです。結婚して入居はできない物件がほとんどなので、若いうちから経験しておくのもよいでしょう。ここでシェアハウスを挙げた理由は、30代になると周りは結婚して家庭を持つ、海外に住まいを構える、人が増えるため、人との接点が減っていってしまうので、30代になってから感じる孤独感や人との交流の大切さ、若い頃にシェアハウス生活を通して、さまざまな人と関わることで自分を成長させていくという点を学んだほうが有益だと考えています。
あとは、わたしが直面はしていないものの、調べて出てきたものを列挙して終わりにします。
・外務省が提供する「海外青年協力隊」の応募条件は、20歳から39歳まで
・国家公務員総合職試験(院卒者試験)は30歳未満
・銀行や信託銀行が提供する若年層向けの住宅ローン商品は、30代後半まで ※商品による
これらを考えると、実はワーキングホリデーを選んでいれば良かったなかと感じます。社会人を半年や1年休めるなら、世界を経験して、住んで働いてみると、語学の勉強にもなりますし、社会経験、人生経験をこれとなく感じられるはずです。