iPhone 16を買ったので感想を書いてみました。
良い点はよく言われますが、この記事ではあえて悪い点に焦点を当てたいと思います。
遍歴は以下です。
iPhone 5s → iPhone 6s → iPhone 7s → iPhone 16
iPhone 16の悪い点
1. 生体認証(Touch vs Face)の使い勝手
これはiPhone 7sから移植したからの話になります。
iPhoneは以前は指紋認証(Touch ID)でした。これを可能にしていたのはホームボタンがあったからですが、現在はホームボタンはありません。その代わりを為しているのが顔認証(Face ID)です。
指紋は滅多なことがない限り変わりません。一回登録すれば、認証ミスはほぼほぼおいていませんでした。対して顔認証は、マスクをしている状況や光の加減によって認識が難しい場合があり、すべての状態に対応できていないと感じます。指紋認証の方が場所や状況を選ばずに認識できるため、そこまでの変化がないことからもセキュリティ面で指紋認証の方が信頼できるなと現時点では感じます。マスクした似た顔の人と見分けつかない気が・・
Touch IDは復活してほしいです。オプションで画面下に追加してほしいものです。ソフトウェア/ハードウェア的には意識しないですが・・
2. カメラ・レンズのアンバランスさ
a) カメラレンズの突起
iPhoneのカメラレンズが本体から飛び出ています。最近のスマホはカメラ画質を上げているため、標準的なことかもしれませんが、最初見たときビックリしました。ここまで突出していると、落下時のダメージや見た目の歪さが目立ちます。カメラを内部に埋め込んで、レンズの突起をなくして欲しいです。ジョブズが生きてたら、このデザインはうまれてなかったでしょう。
b) カメラの重量バランス
iPhone 16シリーズはカメラレンズが2個以上備わっています。特にProモデルのようにカメラが3つ以上になっている端末では、カメラ部分が重く、片側上部に重量が偏っているため、持った時に不安定さを感じることがあります。
ちなみに、iPhone 16 Proを持ってみましたが、スマホのヘッドにカメラレンズが3つあるからか、とにかくヘッドが重かったです。使い続けていたら、手首が折れちゃいます。
写真の綺麗さとヘッドの独特の重さは、ぜひ実機で試してほしいです。Proはとにかく重いです。
3. 端末のサイズと形状
iPhone 16の筐体は思ったより大きいです。この大画面化が進む一方で、持ち運びや片手操作には不向きでもあります。調べたもの、画像や映像のみやすさを取るか、大きさと重さを取るかは天秤にかけたいです。
折り畳み式のスマートフォンが他のメーカーで普及し始めており、持ち運びやすさと大画面を両立する折り畳み式のiPhoneがほしいなと感じます。ARも重要ですが、そろそろ折れるスマホがApple社にできると嬉しいです。