技術伝承に関するマニュアル作成のAI開発事例

ベテラン層の引退、生産人口の減少による技術継承は今後の課題となっていくでしょう。

そこに向かう事例として挙げてみました。

この動画は、大阪ガス(大ガス)のエンジニアである宮原さんが、AI(人工知能)を活用して現場のマニュアル作成を効率化し、社内のAIコンテストで優勝するまでのストーリーを紹介しています。宮原さんは、娘のダンス練習アプリを作ったことをきっかけにAIに親しみ、そのノウハウを仕事にも応用することで、技術継承の課題解決に貢献しました。

動画の要約とポイント

  • AI活用のきっかけは娘のダンス [00:44] 宮原さんがAIに触れたきっかけは、ダンスを習う長女のためでした。先生のお手本動画と娘のダンス動画を並べて比較できるアプリを生成AIで作成し、娘からも好評を得ました。
  • 現場が抱える「技術継承」の課題 [02:04] 宮原さんのチームでは、ベテラン社員の退職により、技術継承が急務となっていました。しかし、膨大な作業のマニュアルを作る時間はなく、新人は口頭での指導や実践の中で覚えるしかないという厳しい状況でした。
  • AI×動画でマニュアルを15分で作成 [03:55] 宮原さんは、作業動画を撮影しながら音声で解説を行い、そのデータをAIに読み込ませて文章化する方法を考案しました。動画から切り出した画像を組み合わせることで、従来は時間のかかっていたマニュアル作成をわずか15分で完了させることが可能になりました。
  • 社内コンテスト「D-1グランプリ」での優勝 [07:11] 大阪ガスグループで開催されたAI活用事例を競う社内コンテスト「D-1グランプリ」に宮原さんが出場しました。マニュアル作成時間を9割削減した成果を発表し、見事優勝を果たしました。
  • AIでみんなの仕事を楽に [09:04] 優勝後、宮原さんは「みんなの仕事が楽になるように頑張りたい」と抱負を語りました。また、娘のために待ち時間に勉強できるアプリを作るなど、仕事以外でもAIを活用して家族との時間を豊かにしています。

Geminiの「動画からマニュアル作成支援ツール」を実行。動画をドロップ、カスタムGemを実行。

出力結果は、Plaintextで動詞を抽出。

「動画内容に基づき、JIS規格に準拠した形式で作業手順書データを作成しました。より現場に適したマニュアルにするため、以下の点について確認させてください。」


冒頭に、必要・関連用語を「/」区切りで列挙。
2行目は手順書名。
3行目は作業目的(マニュアルの概要・目的)。
4行目は必要な工具・道具一覧。
5行目は設備道具。
6行目は必要な装備。
7行目以降は、動詞による作業内容一覧。

※AIが足りない情報を聞いてくる。

マニュアル作り画面。右ペインで動画再生、動画下に「スナップショットをストックへ追加」ボタン。ボタン押下すると、下にずらずら並んでいくよう。画像は、動詞化した各ボックス横に配置する。「ドラッグ:移動/中心ドラッグ:90度回転/ホイール:拡大」など画像を調整できるよう。

改良すべき点は以下。

「マニュアルを渡すだけではなく注意点は口頭でも伝えます。」←受け取り者は、これを録音して、メモ欄に記載する必要がありそう。

Don`t copy text!